弁護士紹介

小竹広子(こたけ ひろこ)
KOTAKE Hiroko

自己紹介

自分が弁護士に相談をした経験から、ひとをエンパワーできるような対人援助の仕事をしたいと思っています。

ある医師の言葉で「病が治るとは、病が無かった頃に戻るのではなく、病を超えてその先に行くことだ」というのがありますが、法律問題の解決も同様に、その問題が無かったところに戻るのではなく、ひとつの過程を経てその先へ人生を進めることです。法律的な観点だけからではなく、全体として良い方向に向かう転換点にするためのサポートができたら良いなと考えています。

経歴等

2001年より母親業
2008年 弁護士登録
2009年 産業カウンセラー資格取得
2010年 家族相談士資格取得
2015年 ゲシュタルト療法トレーニングコース修了
2015年 条件反射制御法実地研修中級課程修了
2016年 保護司登録

取り扱い分野

労働事件(解雇,退職勧奨,労働条件切下げ,残業代請求,労災,不当労働行為等)
刑事事件(少年事件を含む)
消費者被害事件(金融商品被害,通信販売・訪問販売被害,悪徳商法被害,宗教被害等)
クレジット・サラ金の債務整理(過払金返還請求を含む),自己破産,民事再生事件
交通事故損害賠償請求事件
家事事件(相続,遺言,離婚,養育費請求,成年後見等)
不動産関係事件(土地の売買,賃貸借等)
欠陥建築事件
医療過誤事件
★オンラインでの法律相談を承ります★

発達障害当事者の方の事件を受任しています。私自身、発達障害の当事者で発達障害の子を持つ親でもあります。
公共の場での授乳の権利に関する事件、授乳ハラスメントに対処する事件、母乳育児支援に関する事件を受任しています。
「おひとりさま」の支援業務(任意後見契約、公正証書遺言作成、遺言執行等)を受任しています。
・刑事事件のうち、覚せい剤、大麻、処方薬、アルコール等の物質摂取、ギャンブル、ストーカー行為、万引き、食べ吐き、下着の窃盗、ちかん、強姦等の行為がやめられない症状で悩んでいる方には、条件反射制御法をお勧めして効果を上げています。

所属弁護団・委員会 (所属弁護団)
日本労働弁護団
医療問題弁護団
外国人研修生問題弁護士連絡会
ホームレス法的支援ネットワーク

(所属委員会)
日弁連 刑事拘禁制度改革実現本部
日弁連 死刑廃止及び関連する刑罰制度改革実現本部
第二東京弁護士会 刑事被拘禁者の権利に関する委員会
第二東京弁護士会 子どもの権利委員会

(所属学会等)
日本ゲシュタルト療法学会
日本産業カウンセラー協会
日本家族カウンセリング協会
条件反射制御法学会
最近の成果

<民事事件>
・2020年2月 医療保護入院時に精神病院のスタッフから暴行を受けたことによる損害賠償請求事件で、一審判決は請求棄却であったところ、海渡雄一弁護士と控訴審を担当し、勝訴的和解を獲得しました。
・2019年7月 解雇無効を争う地位確認訴訟において、労働者の復職を含む勝訴的和解を獲得しました。
・2019年5月 養子縁組を結んだ受刑者同士が手紙のやりとりをしようとしたところ、養子縁組が無効であるとして発信不許可として国の処分の違法性を争う国家賠償請求訴訟で、一審判決は請求棄却であったところ、同じ事務所の弁護士らと控訴審を担当し、勝訴しました。
・大手スーパーの授乳ハラスメントについて交渉し、対応の見直しを実現しました。
プライバシー保護上掲載できませんが、性被害事件も多数扱っています。

<刑事事件>
・2021年7月 占有離脱物横領被告事件の控訴審で、逆転無罪判決を獲得しました。
・2021年7月 強制わいせつ致傷被告事件の裁判員裁判で、無罪判決を獲得しました。
・2021年3月 覚せい剤密輸事件で一審判決が懲役7年罰金200万円であったところ、控訴審で懲役3年の減刑判決を獲得しました。
・2020年1月 準強制性交被疑事件で、起訴猶予処分を獲得しました。
・2019年12月 業務上過失致死被告事件で無罪判決を獲得しました。
・2019年7月 通貨偽造・同行使、偽造通貨行使被告事件の裁判員裁判で、執行猶予判決を獲得しました。
・2019年2月 住居侵入、強制わいせつ、窃盗被告事件で、執行猶予判決を獲得しました。
・2019年1月 強盗致傷被疑事件で、起訴猶予処分を獲得しました。
・2018年11月 一審判決が実刑であった覚せい剤取締法違反被告事件の控訴審を担当し、原判決破棄の執行猶予判決を獲得しました。
・2017年5月 摂食障害を伴う窃盗症の方の窃盗被告事件で三度目の執行猶予判決を獲得しました。
裁判員裁判を多数扱っています。

執筆記事など

公的支援による「母乳バンク」拡充こそ重要(月刊公明2021年4月号)
未成年者時の性的被害に対する時効制度の見直しを(月刊社会民主2020年7月号)
控訴審で一審の実刑を破棄し執行猶予を得た事例(2018年12月)
通院治療により三度目の執行猶予を得た窃盗症の事案(条件反射制御法研究2018年8月号)
「女子刑務所」内での出産・育児 ― 現状と課題(女たちの21世紀2014年12月)
弁護士の視点からみた女性の矯正と社会復帰の課題(法律のひろば2013年8月号)

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