弁護士紹介
山口広(やまぐち ひろし)
YAMAGUCHI Hiroshi
自己紹介
1986年秋霊感商法の被害者救済に取り組み始めて以来、宗教トラブル、カルト問題、消費者被害救済に取り組み、これがライフワークになってしまいました。
その背景には、家族の崩壊、豊かさ(?)の中で、むしばまれている社会の砂漠化や人々の心の渇き、それを癒やし、克服する場の欠如があることを痛感してきました。
霊感商法の被害者だけでなく、加害者となる統一教会信者やカルト集団の問題もあります。
それに加えて、増加するひとり住まい(家族内孤立を含む)のお年寄りの各種被害や孤独相続の問題も放置できません。

経歴等 | 1949年6月 福岡県久留米市生れ |
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著作等 | 「検証統一協会」(緑風出版刊)。 共著 「ドキュメント埼玉土曜会談合」(東洋経済) 「宗教トラブル110番」(民事法研究会) 「消費者トラブルQ&A」(有斐閣) 「自立への苦闘(統一協会を脱会)」(教文館)など 最近は高齢者問題、遺産相続問題等にも関心をもって取り組んでいる。 |
【先輩・同僚・後輩弁護士からのコメント】
山口弁護士は、統一教会(2015年8月末世界平和統一家族連合、略称「家族連合」と改称)による霊感商法の被害救済のために、初期の頃には身の危険にもさらされながら32年間奔走してきました。その持続力(「しつこさ」とも言う)と熱意には敬服するほかありません。
宗教被害や消費者被害に限らず、不正義に突き当たると、普通の弁護士なら尻込みするような困難な事件であっても弁護士仲間をさそって立ち向かいます。弁護士経験40年の大ベテランだが、フットワークは健在。後輩弁護士を叱咤し、粘り強く闘い抜く山口弁護士の姿勢が、難事件の多くを勝利的解決に導くことにつながっています。より良い解決を目指して熱量を降り注ぐ仕事への姿勢、バランス感覚、依頼者・弱者への配慮や優しさ、愛嬌等々、弁護士が持つべき資質を備えているという同僚や後輩がいても馬耳東風の様子です。
忙しい中も、不定期に趣味(ライフワーク)のお遍路などの修行に出かけ、見聞した風景・地域事情等を軽快な文体で記し、事務所内で共有し自慢する可愛らしい一面もあったりします。
(古田より)