弁護士紹介

山口広(やまぐち ひろし)
YAMAGUCHI Hiroshi

自己紹介

1986年秋霊感商法の被害者救済に取り組み始めて以来、宗教トラブル、カルト問題、消費者被害救済に取り組み、これがライフワークになってしまいました。

その背景には、家族の崩壊、豊かさ(?)の中で、むしばまれている社会の砂漠化や人々の心の渇き、それを癒やし、克服する場の欠如があることを痛感してきました。

霊感商法の被害者だけでなく、加害者となる統一教会信者やカルト集団の問題もあります。

それに加えて、増加するひとり住まい(家族内孤立を含む)のお年寄りの各種被害や孤独相続の問題も放置できません。

山口広
  
経歴等

1949年6月 福岡県久留米市生れ
1972年7月 東京大学法学部卒業
1978年4月 弁護士登録
1987年5月 全国霊感商法対策弁護士連絡会事務局長         2005~6年度 日弁連消費者問題対策委員会委員長
2009年11月~2013年8月 内閣府消費者委員会委員
2013年5月 MRIインターナショナル被害弁護団弁護団長
2018年3月スルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団共同団長     この外、山一抵当証券被害弁護団、ジーオーグループ被害弁護団、カルテのないC型肝炎被害弁護団の弁護団長や日航機墜落事故(御巣鷹山)と中華航空機墜落事故(名古屋)の被害者団の代理人などを担当。

著作等「検証統一協会」(緑風出版刊)。
共著
「ドキュメント埼玉土曜会談合」(東洋経済)
「宗教トラブル110番」(民事法研究会)
「消費者トラブルQ&A」(有斐閣)
「自立への苦闘(統一協会を脱会)」(教文館)など
最近は高齢者問題、遺産相続問題等にも関心をもって取り組んでいる。

 

【先輩・同僚・後輩弁護士からのコメント】

 山口弁護士は、統一教会(2015年8月末世界平和統一家族連合、略称「家族連合」と改称)による霊感商法の被害救済のために、初期の頃には身の危険にもさらされながら32年間奔走してきました。その持続力(「しつこさ」とも言う)と熱意には敬服するほかありません。

 宗教被害や消費者被害に限らず、不正義に突き当たると、普通の弁護士なら尻込みするような困難な事件であっても弁護士仲間をさそって立ち向かいます。弁護士経験40年の大ベテランだが、フットワークは健在。後輩弁護士を叱咤し、粘り強く闘い抜く山口弁護士の姿勢が、難事件の多くを勝利的解決に導くことにつながっています。より良い解決を目指して熱量を降り注ぐ仕事への姿勢、バランス感覚、依頼者・弱者への配慮や優しさ、愛嬌等々、弁護士が持つべき資質を備えているという同僚や後輩がいても馬耳東風の様子です。

 忙しい中も、不定期に趣味(ライフワーク)のお遍路などの修行に出かけ、見聞した風景・地域事情等を軽快な文体で記し、事務所内で共有し自慢する可愛らしい一面もあったりします。

(古田より)

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