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2019年7月2日

五十嵐弁護士が日弁連シンポに登壇します(8月2日)

当事務所の山口弁護士が被害弁護団団長,五十嵐弁護士が事務局長をしているM
RIインターナショナル事件を素材にしたシンポジウムが,日本弁護士連合会主
催で,下記のとおり開催されます。
五十嵐弁護士がMRI事件の報告をするとともに,あるべき日本の法制度の議論
に参加します。
ご興味のある方,是非,ご来場ください。

            記
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2019/190802.html
シンポジウム
「事業者の違法な収益を被害者のもとに~日本での違法収益吐き出し法制の実現
に向けて」

日本国内で多数の被害者を出していたMRI事件(※)について、アメリカでの
被害回復手続が進められていましたが、ようやく被害者への配当手続という段階
に至りました。

この事件での被害回復に向けた取組を通じて、アメリカでの違法収益吐き出し法
制の実情が明らかになりましたが、同様のことが日本国内で発生した場合に、ど
のように対応できるのかという具体的な素材も得ることができました。本シンポ
ジウムでは、今回の事件に関わった弁護士からの報告を踏まえ、日本での在るべ
き違法収益吐き出し法制を考える契機としたいと思います。

ぜひご参加ください。

※MRI事件とは:
MRIインターナショナルは米国内の診療報酬債権を安く買い取って額面で回収して利ざやを稼ぐという債権回収ビジネスを展開していると称して、日本人8700名から額面総額1365億円の資金を集めました。しかし、実際には、上記ビジネスの実態はなく、詐欺事件であったことが発覚しました。

 

日時 2019年8月2日(金)18時00分~20時00分
場所 弁護士会館17階1701会議室
  (千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ
関駅」B1-b出口直結)
参加費 無料
参加対象・人数 どなたでもご参加いただけます
内容 
【報告】「MRI事件にみるアメリカの違法収益吐き出し法制」
                  五十嵐 潤 弁護士(第二東京弁護士会)
【基調報告】「日本で可能な違法収益吐き出し制度」
                 中川 丈久 教授 (神戸大学法学部)
【パネルディスカッション】「あるべき違法収益吐き出し法制について」
○中川 丈久教授 
○磯辺 浩一氏(特定非営利活動法人消費者機構日本専務理事) 
○五十嵐 潤弁護士 
○平田 元秀弁護士 (コーディネーター)

申込方法 事前申込不要(当日会場にお越しください)
主催 日本弁護士連合会
お問い合わせ先 事前申込不要(当日会場にお越しください)

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